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トレンド系テクニカル分析

トレンド系テクニカル分析とは、為替相場の方向性・流れを見ることに使われる分析方法。順張りのツールとも言われています。

■順張りとは

順張りとは短期トレードで見るトレンドに逆らわないポジション取りで、その逆が逆張りと言う。全体の流れに逆らわないのでリスクが比較的少ない。

テクニカル分析では過去のレートを基にはじき出すからには計算式というものがあります。FX(外国為替取引)参加者の皆さんに「計算してはじき出せ!」とは言いません。FX業者の方で用意してくれるチャートツールにはクニカル分析を行う代表的な機能が付いているので、それを表示させれば計算結果を出してくれます。

そのトレンド系テクニカル分析に使うチャートツールとはどんなものなのか?

良く使うトレンド系テクニカル分析

移動平均線 Moving Average

移動平均線

移動平均線SMA)とは、一定期間(ローソク足の数)の終値の平均値を計算しチャート上に表示したものです表示したラインのことで何日分(何足分)を平均するかで異なります。

上のチャートは、21日移動平均線89日移動平均線200日移動平均線の3本の移動平均線を表示させています。数字の小さい平均線はローソク足と近い場所を通り、数字が大きくなるにつれて離れた場所に表示される結果になります。これはそれぞれの数が多いほど遅延した結果を出すからです。通常は短期線と長期線の2本、あるいは中期線を加えた3本ぐらいを表示します。

一般的に使われている移動平均線の種類はSMAといわれる単純移動平均線SMA:Simple Moving Average)で、他にも修正移動平均線(RMA:Running Moving Average)、加重移動平均線(WMA:Weighted Moving Average)、指数移動平均線(EMA:Exponential Moving Average)などがあります。

良く使われてるだろう数字は…

短期 : 5日 9日 21日 25日
中期 : 75日 90日
長期 : 100日 150日 200日

※日数で表現されてるものの正確に言えばローソク足の本数で、日足チャートなら日数だが1時間足チャートなら200日平均線では無く200時間平均線になる。

さて何をどう見るかというと、相場(ローソク足)が移動平均線の上下どちらに位置しているか。上に位置しているならロング(買い)優勢で下に位置しているならショート(売り)優勢です。優勢側への純張りで買うならローソク足が移動平均線を越えた時点でポジションを取ります。(2番

4番あたりでは移動平均線がサポートラインの役目をして上昇トレンドを作っています。移動平均線は時にサポートラインレジスタンスラインの役目もします。それと移動平均線から離れれば離れるほど戻ろうとする力が強くなることも頭に入れておきましょう。

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ゴールデンクロス(GC)とデッドクロス(DC)

移動平均線同士が交差することをクロスと呼び、良く動く日数の短い移動平均線が長い移動平均線を下から上に抜ければ「ゴールデンクロス」(3番)、その反対に上から下に抜ければ「デッドクロス」(1番)と呼ばれ、投資家の間では相場の転換期といわれています。

特に1番のように200日線を絡めて下向き加減にあるところで下へクロス(デッドクロス)した時は期待度が大きく、3番のように下を向いてる日数の長い線を短い線が上に抜いても期待度は少ないです。

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パラボリック Parabolic SaR

パラボリックParabolic SaR)も、トレンドを見極めてトレードするためのテクニカルツールです。

パラボリック Parabolic SaR

上のチャートには赤色の破線がありますが、これをSAR(Stop and Reverse)と呼び、下降するSARを相場が交差すれば売りサイン(1番3番)、その反対が買いのサインです(2番4番)。

チャートの足はローソク足でなく折れ線表示にしていますが、このほうが見やすいのでそうしてるだけで、どの種類の足でも同じです。

このパラボリック、トレンドのはっきりしてる時はシンプルで見やすいテクニカルツールでしょう。

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ボリンジャーバンド Bollinger bands

ボリンジャーバンドBollinger bands)は、移動平均を中心に上下にボラティリティ(変動幅)を基にした最大変動幅を示すバンドを加えたもので、相場変動のほとんどがこのバンド内に収まるという統計学を応用したテクニカルツールです。

1σ(シグマ)内に価格の変動幅が収まる確立は約68%
2σ(シグマ)内に価格の変動幅が収まる確立は約95%

ボリンジャーバンド Bollinger bands

上のチャートは、真ん中の移動平均線を21日、バンド幅を2σ(シグマ)に設定しています。ほとんどの人が2σ(シグマ)で使ってるでしょう。

移動平均線も表示してくれるので3番のようにラインをまたいだ時点でポジションを取る方法も出来ますし、バンド幅を飛び出しても2σ(シグマ)内に収まっています。

収まる確立ということはバンドを超えれば戻ってくるということなので2番のようにバンドに触った時点でロング(買い)を取る方法もあります。このボリンジャーバンドはトレンド系でもあり戻りを狙うオシレーター系ツールとしても使えるところが特徴です。

ただし1番のように角度のある時はバンドに触っても大きく戻らないほうが多いでしょう。

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その他のツール

その他にも、一目均衡表やエンベローブ(Envelope)、エリオット波動論などがあります。

豆知識

世間と同じツールを同じ設定で使え!!

これらテクニカルツールで何をしてるかというと「売買ポイント」を探してるわけです。取引参加者が一番多く使って、そして同じ設定で見てなければ、売買ポイント世間と異なります。少々遅れてもトレンドには乗れるだろうが、確定のタイミングやストップロスを置く場所がずれたりはちょっと痛いです。

移動平均線などは特に通貨ペアによっても反応は変わってきますので、日数を調整して相場の反応が出やすい(がっちりサポートしたりキレイに反転したり)設定を探した方がいいでしょう短期の場合、1日ずらしても変わってきます。

豆知識
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