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FX(外国為替)取引に必要な証拠金
この証拠金(保証金とも )にはいろんな証拠金があり、FX会社によって呼び方が異なってくるので説明を読んでいても分からなくなってくる時があります。ここではその証拠金を少し整理してみます。
■余剰証拠金
余剰証拠金とは、有効証拠金から維持証拠金を引き評価損益を加減した金額。
FX会社によって評価損は減算するが評価益は加算しないところもあるようです。
■有効証拠金
有効証拠金とは、口座に預けている金額に評価損益を加減した金額。
ポジションを持ってる必要証拠金も含まれています。
■注文必要証拠金
指値注文などの未約定中の必要証拠金。
FX会社によって注文時点で注文中証拠金として拘束されたり、約定になるまでは拘束されないところがあります。
■資産合計
確定している資産の合計額で現在保有中の評価損益は計算しません。
有効証拠金から加減算されている評価損益を差し引いた金額です。
FX会社ごとに扱い項目の分類や名称、評価益の証拠金への扱いなど異なりますが、こんな感じで
最低証拠金とは口座開設時に必要なお金。
「初回最低預かり証拠金」とか「初回最低入金額」とか言われるものですが、口座開設無料を謳ってるFX会社も増えてきて、契約コースによっては最低証拠金が必要ない場合が多いです。
必要証拠金とは新規注文時に必要なお金。
「必要保証金」「建玉証拠金」「建玉必要証拠金」とか「イニシャル・マージン」と言われるものですが、最低購入枚数で必要証拠金設定があり、枚数が増えればそれに乗じた必要証拠金分が余剰証拠金から減算されます。設定金額はFX会社間で異なったり通貨ペアの種類で異なったりします。
維持証拠金とはポジションを保持するために必要なお金で「メンテナンス・マージン」とも呼ばれます。
維持証拠金の解釈はFX会社ごとに異なるようで、必要証拠金の何割(90%〜25%など)かを維持証拠金と設定し、資産合計が維持証拠金を割り込めば強制ロスカットや、維持証拠金という項目を置かず証拠金維持率で強制ロスカットが執行されるFX会社とがあるようです。
| 取引通貨ペア | USD/JPY |
|---|---|
| 取引種別 | 買建 |
| 取引数量 | 100,000通貨 |
| 約定レート | 100.00円 |
| 有効証拠金 | 100,000円 |
| 必要証拠金 | 50,000円(0.5%) |
| 維持証拠金 | 45,000円(必要証拠金の90%) |
前者の場合、維持証拠金45,000円で、資産合計が維持証拠金を下回れば強制ロスカットのルール。
レートが1pip(0.01円)円高に振れると1,000円(0.01円×10万通貨)の損失。
56pipの円高で56,000円(0.01円×56pip×10万通貨)の損失。
56pipの円高で強制ロスカットが執行されます。
上のトレードを後者の証拠金維持率90%で当てはめると
同じく56pipの円高で証拠金維持率90%を割り込んで強制ロスカットが執行されます。
前者のように必要証拠金に対するパーセンテージでの維持証拠金と表現してるFX会社も、後者のような証拠金維持率のパーセンテージで表現してるFX会社も、共に証拠金維持率で強制ロスカットの執行と解釈すればいいでしょう。
維持証拠金が必要証拠金の100%のFX会社なら維持証拠金率計算の100%と同じ、維持証拠金が必要証拠金の50%のFX会社なら維持証拠金率50%と同じ計算になります。