FX会社の信用度は?

普段の生活で何か商品を選ぶ時、その会社の資本金など気にすることなくその商品の使いやすさやデザインなどで選びますが、ことFX取引となると商品(サービス)の内容も重要ですが、その会社の資本力など信用度も重要なチェックポイントでしょう。


資本金で比較

FX会社を選ぶ時、会社の資本金はどれくらいなのか?
資本金が少なくても、いい会社は残っていくでしょうが「もしも・・・」のことも考えてFX会社の資本金額には目を通しておきましょう。


自己資本規制比率で比較

FX会社を選ぶ時、資本金よりも重要な項目といえるのが、この自己資本規制比率

自己資本規制比率とは、「固定化されていない自己資本額」が「諸事情によって発生し得る危険に対応するリスク相当額」に対してどれくらいの割合なのかを表したもので、この数値が大きければ大きいほど何かが起きた時の余力があるということ。その会社の財務の余裕を示す指数です。

自己資本規制比率

金融商品取引法第46条の6第2項にて、金融商品取引業者はこの自己資本規制比率を120%以上に保つことが義務付けられています。金融商品の法整備の中で消費者保護を考えてこういった項目があるわけです。

120%は最低ラインですが120%「大丈夫ライン」ではないので、余裕のあるFX会社ほどイザという時には安心でしょう。

この自己資本規制比率は、各FX会社のホームページでの会社情報などで開示されているでしょうから、一度見てみるのも必要でしょう。


親会社で比較

FX会社の親会社を見るのも契約前の安心材料である【信頼度】のひとつになるでしょう。親会社がしっかりしているのとそうでないのとでは、イザと言う時の資金面もやはり違うでしょう。


信託保全で比較

資本金や自己資本比率は最悪の状態にならないためのFX会社の資金力を見るのに対して、この信託保全内容は最悪の状態(破綻)になった時に顧客の預かり資産がどうなるのかを見るものです。

なって欲しくは無いけど自分が契約してるFX会社の破綻も考えておかなければならないでしょう。

完全な信託保全がなされてるように見えても、実際に破綻した時に100%帰ってくるのかは別の話でしょうが、とりあえずしっかりと顧客のことを考えてくれているFX会社の方が安心でしょう。


カバー先の比較

FX会社が提携してるカバー先を見るのも重要です。

100%カバー先に依存しているFX会社なら、カバー先の裁量ひとつで変動時の注文を受けてもらえるかどうかがポイントになってきます。いつでもエントリーポイントがあるわけでもなく、ずっとパソコンと睨めっこしてやっとのオーダーを送ったのに、それを蹴られる確立が大きいのも困りモノです。

カバー先が多いほど注文に対する約定率も高くなると言われていますし、カバー先にメジャー企業が並んでいるなら、それも信用度を測る要素にもなってくるでしょう。