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FX取引での信託保全信託分別管理とは?

信託保全とは【信託分別管理】のことで、外国為替証拠金取引業者が信託銀行等と信託契約を締結し、自社資産と顧客からの預かり資産(証拠金など)を分けて管理することにより、万が一、FX会社が破綻した場合でも顧客の資産は守られ、FX会社が定める信託管理人が信託銀行から信託財産の交付を受けて、顧客にその資産を返還してくれます。

信託保全

FX業界の法整備が進む中で、このような顧客資産を守る信託保全を行うFX会社が当たり前になってきていますが、どこのFX会社でも100%守られるわけではないようです。完全信託でのいろいろな場面を想定してのスキームを組んでいるFX会社でも、相場の変動等などで顧客がFX会社に預託(証拠金など)した金額の範囲を超える損失が発生するリスクもあります。

信託分別管理の種類

週次信託と日次信託

FX会社と信託銀行等との信託額を計算する期日が、毎日で行われているのか毎週で行われいるのかで異なってきます。1週間に1度の金額調整だと、その間も相場は刻々と動いて口座に反映されいる金額も変わってきています。その間の利益等は保全対象に含まれいないことになりますし、その間の新規注文での証拠金は含まれていないことになります。

どちら安全かというと日次信託のほうが安全になります。

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完全信託と一部信託

これは言葉どおり、顧客から預かってる資産の100%が信託対象金額なのか、その一部だけが信託保全対象なのかのことです。FX会社は顧客からの新規注文を受けた場合、そのリスクヘッジのためポジションをスクェアーにする取引(カバー取引)を行うのが一般的です。その時の資金を顧客の預かり金を回す場合もあります。そうなると顧客の資産は部分的にしか信託されていないことになります。

どちら安全かというと完全信託のほうが安全になります。

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リスクヘッジを目的としたカバー取引を行う時、自社資金に余裕のあるFX会社なら顧客から預かってる証拠金や保有ポジションの運用益などの資産を信託先に100%預託し、カバー先への資金は余力のある自社資金で補えることが出来ますが、自社資金に余裕のないFX会社などは顧客からの証拠金そのままをカバー先へ回したり、一部をカバー先へ利用し残りを信託先へ預ける方法を取っているFX会社も存在するようです。

信託保全のパターン

しかし、そういった自社資金に余裕のないFX会社でもカバー先へは別途金融機関からの借入金で行い、顧客の資産は完全に分離して100%信託先へ預けてるFX会社もあります。

FX会社の資本規模が小さいからといって一概に信用性に欠ける訳ではなく、そのFX会社の顧客資産への考え方の違いがどれだけ契約者を守ってくれるかの重要な要素でしょう。

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