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ファンダメンタル(Fundamental)とは、経済における雇用・生産・物価などの基礎的な諸条件のことで、これらが外国為替相場に大きな影響を与えているといわれています。とくに中長期的な変動要因に挙げられていますが中にはすぐに反映するような要素も含まれています。
ファンダメンタル分析とは、雇用・生産・物価など「その国の経済状態」を示す経済指標を分析して為替動向を予測するものです。
また、その国の発表する経済指標以外にも、地域的な紛争やテロなどもファンダメンタルに含まれる要素です。
このファンダメンタル分析とは違う角度から為替動向を分析する方法としてテクニカル分析と呼ばれる手法があります。
短期的な状況判断にはテクニカル分析のほうが効果的な分析方法といわれますが、テクニカル分析では数ヵ月後や半年後、1年後のその国の経済状況を予測することは出来ません。テクニカル分析だけでトレードしていると指標発表のスケジュールを知らずにいたら急な変動に食われてしまいます。
また、経済指標以外にも政治家の発言などが為替に影響を及ぼすことも良くあります。
特に米英の要人や主要国の中央銀行総裁など、正式発表コメント以外にも公演先での発言などで相場が大きく動くこともあります。
ファンダメンタル分析は、【今どうなる】【今日どうなる】ではなく、【風が吹けば桶屋が儲かる】ようなもので将来的に影響を与えるだろうと予測していくのがいいでしょう。
| 金利 | 経済成長率 |
|---|---|
| FOMCなど各国の政策金利 | GDP(国内総生産)など |
| 国際収支 | 物価と雇用 |
| 経常収支・貿易収支など | 物価指数や雇用統計・失業率など |
上の項目はファンダメンタル分析において重要視される項目です。これらひとつの国家での指標発表だとしても、その結果が近隣諸国にも影響及ぼしていきます。それだけ経済がグローバル化していることの表れです。
USドルは世界の基軸通貨でアメリカ経済の動きは世界への影響も大きく、アメリカでの指標発表は全ての通貨に影響を与えるといってもいいでしょう。
カナダなどはアメリカと経済圏を共有していますし、オーストラリアや日本など環太平洋の国々は米国の影響を受けやすいでしょう。
反対にユーロ圏はアメリカと共有する部分もあれば対峙する部分もあります。太平洋圏のUSドルや日本円が下落する時、遠く離れたユーロやポンドが値上がりしてることを目にすることは良くあります。